Universal Audio: Precision Maximizer/De-Esser (ver.4.8.0)


Universal Audio「UAD-1」のバージョン4.8.0がリリースされました。今回は「Precision Maximizer」と「Precision De-Esser」の2つが新たに追加されています。恐らく注目されるのはPrecision Maximizerの方だとは思いますが、わたしはPrecision De-Esserの方がちょっと魅力的。
Precision Maximizerは、その名の通り「マキシマイザ」。音量感を更にアップさせる事が目的のプラグインです。既に「Precision Limiter」がリリースされていますが、今回のPrecision Maximizerとの決定的な違いは、音圧の上げる「方法」だと思っています。見たところ、SonnoxのInflatorとほぼ同じような動きのようです。音のある部分のハーモニクスをうまく引き出して音量感を足す、という感じです。リミッタとは全く違った動きなので、Inflatorを使った事が無い人には、ちょっとうまく伝える事が難しいのですが・・・。逆に、Inflatorを持っている方はよく似た動きをするけど、Inflatorとは質感の違う同じような系統のプラグインが欲しい、という人にはお勧め出来ると思います。わたしは・・・今回はパス。
そして、個人的に気になるPrecision De-Esserですが、このDe-Esserは非常に質が高そうです。エンジンはPrecision Multiband。ということで、Precision Multibandを持っている人は同じような事が出来てしまうのも事実です。ただ、全く同じ事が出来るのか?となると、そうでもないと思います。Precision De-Esserは、その機能を重点においていますので、当然Precision Multibandを使うよりも素早くセッティングできます。あと、WIDTHのつまみがかなり便利だと思います。Multibandに比べてDSP負荷もかなり低いので、そういった点もかなり評価出来る部分です。
しかし、今回のプラグインは、他のプラグインである程度(というか、ほぼ同等)の事が出来てしまうので、ちょっと残念。しかし、なぜベースアンプのモデリングはやってくれないんだろう?と、毎回UAD-1のバージョンアップ時に思うわけなんですが(笑)。Nigelも使えなくは無いんですが・・・イッパツ効果的には使えるんですが、常時使おうとまではいかなくて。IKのAmpeg SVXを最近少し使うのですが、でもちょっと個性が強過ぎるので、他のベースアンプをモデリングしたものが欲しいところです(Glocken Klangとか・・・無理かな。汗)。








